01回 玉木文憲さん 02回 トーマス青木さん 03回 支刈誠也さん 05回 喜多圭介さん 06回 福堀武彦さん 07回 田野倉悟さん 09回 あまのしげさん 11回 柴崎昭雄さん 12回 大山真善美さん 13回 外岡立人さん 14回 木村司さん 15回 浜野伸二郎さん 16回 泉忠司さん 17回 阿波野ひみ子さん 18回 松浦徹郎さん 20回 玉木文憲さん 22回 濱口隆義さん 23回 佐藤ミツアキさん 24回 篠永哲一さん 25回 佐藤正子さん 26回 尹 達 世さん 27回 石黒敏明さん 28回 緋野 晴子さん 29回 菅原勇太さん 30回 山田博泰さん 32回 津田美智子さん 33回 物河 昭さん 34回 武田久生さん 35回 菅原やすのりさん 36回 朝あさおさん 37回 菅野正人さん 38回 支刈誠也さん 39回 丸子睦美さん 40回 山上安見子さん 41回 久保田隼斗さん 42回 坂東重明さん 43回 いづみかほるさん 44回 下田喜久美さん 45回 山蔭ヒラクさん 46回 ジョージ土井さん 47回 丸子睦美さん 48回 高橋てつじろうさん 49回 松本のぼるさん 50回 宇田川森和さん 51回 酒匂つよしさん 53回 加藤克信さん 54回 都環咲耶子さん 55回 横山ひろしさん 56回 三島慶子さん 57回 久保田隼斗さん 58回 平藤清刀さん 59回 長倉輝明さん 60回 福井絢子さん NEW(2019/08/17) |
歌人「鶴野佳子」さんが初めて書き下ろしのエッセイ集をまとめることになりましたが、これには出版社であるわたしの「くどき」が成功したからとどこかで書かれていました。本音のところはどうなのでしょう。
それ本音です。まさか、短歌に関わること以外に価値が自らはつけられませんでしたから。短歌なら、短歌入門の文章も書けば、歌集評も書けば、歌人論も書いてきましたが、遊び心で始めた、息抜きの場のブログの文章が、本にできるなど、寝耳に水でした。まだ、半信半疑です。
ブログでは「阿波野ひみ子」を名乗っておいでですが、ハンドルネームにはこだわりがあるのですか。
育ったところが、阿波の徳島で、卑弥呼伝説のある地域なのです。でも、わたしは歴史学者ではないので、卑弥呼伝説をどう喧伝すればいいのかわかりません。阿波の卑弥呼伝説を、せめてハンドルネームにして応援できればと、晴れがましいハンドルネームと相成りました。
原稿を拝見し、ひみ子さんの体験されたことは、ほぼ奇跡に近いものを感じます。それでもしぶとく生き抜かれたことの、その原動力はどこにあるのでしょう。ただ「女の強さ」だけではないような気がします。
そんなに強いとは思っていません。ただ、子供が幼かった時は、子供を置いて死なないと決めていました。そして、周りの人々に支えられ、助けられ、勇気づけられてきただけです。その上、見えない力、亡父母の魂や亡くなられた近しい人の心に守られて、現在があるように思います。般若心経にも教えられましたね。それと、わたしは根っからの楽天性でしょうか。
原稿の校正をすすめている途中、盟友喜多圭介氏の訃報が舞い込んできました。その経緯は本稿で詳しく触れていますが、文学仲間としての喜多さんは、一言でいえばどんなお人と見られていましたか。
難しい質問ですね。私の短歌を愛してくださり、おおっぴらに、公に過大評価してくださいました。文章を評価してくださったのも喜多さんで、もっと書き進めろと、背中を押してくださったのも彼でした。文学仲間を育成する能力がおありだったと思われます。意外だったのは、彼の小説から受けるデリケートな感じではなく、優しくて物静かで、楽しそうな笑顔でした。
今回のエッセイ集は、小説と随筆という組み合わせになります。歌人としては、このような内容をしたためることの難しさのようなものを感じられましたか。
いいえ、ひたすら、楽しかったです。
ひみ子さんのブログ人気は凄いものがあります。これらをひっくるめて、これからの創作活動の展望をお聞かせ下さい。
創作活動の展望ですか?畏れ多い!どうしましょう。
短歌も、エッセイも、自然体で、肩に力をいれず、書きたい物だけをありのままに、今まで通りに書いてゆきたいです。書きたい衝動を受けたその感動を正直に、自分の心に嘘をつかないで、作品化していきたいです。今までと変わりたくはありません。自分の心を絶対裏切りたくないのです。
|