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01回 玉木文憲さん 02回 トーマス青木さん 03回 支刈誠也さん 04回 米村貴裕さん 05回 喜多圭介さん 06回 福堀武彦さん 07回 田野倉悟さん 08回 畑島喜久生さん 09回 あまのしげさん 11回 柴崎昭雄さん 12回 大山真善美さん 13回 外岡立人さん 14回 木村司さん 15回 浜野伸二郎さん 16回 泉忠司さん 17回 阿波野ひみ子さん 18回 松浦徹郎さん 20回 玉木文憲さん 21回 米村貴裕さん 22回 濱口隆義さん 23回 佐藤ミツアキさん 24回 篠永哲一さん 25回 佐藤正子さん 26回 尹 達 世さん 27回 石黒敏明さん 28回 緋野 晴子さん 29回 菅原勇太さん 30回 山田博泰さん ![]() |
最初に、濱口さんが文学界新人賞を受賞された「夏の果て」という作品はどんな作品ですか。『香月』という架空の土地を舞台にして、悩める漁師の青春群像を描きました。辺境の地といえども、時代の波は確実に押し寄せてきて、しかもその波は、弱まるどころか反対に強さを増して『香月』に生きる青年達を翻弄するんですね。嫁不足も深刻な問題でした。私はそこに光を当てました。
新人賞の選考委員からは選考にまつわるお話を伺ったという話を聞いていますが。どんなお話だったのですか。第65回で佳作入選した『游泥の海』ですが、少年たちが浜辺に打ち上げられた銭を拾う描写があるんですね。授賞式の時に畑山博さんから、前回の当選作にも似た描写があり、その点を尋ねられました。事実だとお伝えすると、畑山先生は、実はそれが引っかかり、あの時、推せなかったのだとのことでした。人に「運」があり、作品にも「運」があるのだと知りました。
受賞を契機に、作品を発表された。著者としての意気込みとか、大きな目標があったのでは。
取り立てて意気込みとか、大きな目標があったわけではないのですが、『游泥の海』が本来の自分であり、『夏の果て』が背伸びした自分であったことに気づき、何年も悩みました。今はただ、自分の小説世界を、如何に未完に大きく終わらせるかに専念したいと思っています。
今回、「運命の日」と「游泥の海」(海三部作)を立て続けに単行本化される。そのために、加筆修正されたと聞きます。
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