丸子睦美(まるこむつみ)
通称名:マリカ
洗礼名:マリア
1954年9月28日、東京都渋谷区広尾生まれ。
本籍:東京都新宿区本塩町。
踊りの何でも屋ジャパン・ダンス・アート代表。社団法人日本ペンクラブ会員

玉川学園中・高等部、玉川大学文学部外国語学科独語専攻卒。
日本大学大学院文学部独文学博士課程修了。

主な著書
ダンス入門書:
『ジャズ・ダンス 誰が踊りをつないだか』(ルイジ・ブック)有学書林
「ジャズ・ダンス・ブック」ベースボールマガジン社
「ヒップ・ホップ・ダンスのヒーローたち」池田書店
「フラメンコ入門」学習研究社 
「ニューヨーク・タップストーリー」東京音楽社
「ブレイク・ダンス by Marika」池田書店
翻訳:「ルイジのジャズ・ダンス・テクニック」主婦の友社 
小説:「ジャズの女王物語」主婦の友出版

洗礼名マリアですが、どんな機会に入信されたのですか。その動機等をお聞きします。
母方の祖母がクリスチャンだったのと、中高大、毎週礼拝のある学校へ10年間通っていましたので、神様と聖書が生活の中にありました。洗礼はトルコです。イラクから避難しているアラム語系原始キリスト教徒の教会で行いました。
西洋の踊りや、絵画、文学、歴史は、聖書を知ることでより理解が深まります。学びの機会を与えていただいています。


プロフィールを拝見すると、モダンダンス(ジャズダンス)を通じて海外公演をされ、その数10か国以上とあります。これは、このダンスの世界では、普通のことなのか、先生独自のことなのですか。
海外で踊られている方は多いと思います。私よりずっと多くの国のお客様の前で踊られた日本人はたくさんいらっしゃいます。
踊りや芸術、スポーツを通して世界の方たちと文化交流をすることは、今の日本にとって、とても大切なことです。
世界の方が日本を好きになってくださるお手伝いをするのが、舞踊家としてのお役目です。


ダンスのカリスマといえば、ルイジ。このルイジに関して、師事し、かつ、ルイジの著書や翻訳をされている丸子さんにとって、ルイジはどんな存在なのでしょうか。
「先生」ではなくて、「メンター」です。20代の前半にルイジ先生にお会いできたことに感謝しております。生き方を学びました。
ドイツ文学では故高橋健二先生、文学一般ではフランス文学者の川田靖子先生が私のメンターです。
多くの優れた方にご指導を受ける機会を持てたことを、大変嬉しく思います。


今回の著書は、『東京都知事になった猫』という、ユーモア(どちらかといえば、ブラックユーモア)たっぷりの選挙戦で、しかも猫たちが主役という異例のものです。
この作品を思いついたのは、どんなきっかけがあったのでしょう。
そして、作品の本当のねらいみたいなものは。
平成25年の参議院選挙と、平成26年の東京都知事選挙の開票立会人をしたことがきっかけです。開票会場で見たことを、ブス堂喧賭子(ぶすどうかとこ)の目を通して語りたいと思いました。
いつも私のまわりに何匹もいる猫さん達は、私の大切なミューズです。
あとのストーリーは猫さん達が考えました。
動植物、自然との繋がり(コミュニケーション)を思い出すきっかけになればと思います。


失礼ながら、先生は、ダンスの先生のみならず、著作も多数出されています。いわば、多くのスキルをお持ちで、これからなにをなさるのだろうと期待に胸ふくらみます。
今後の計画とか、活動予定をお聞かせいただければと思いますが。
まさか、次回の都知事選に出馬ということはないと思うのですが。
政治は嫌いですから、自分が政治に関わることはありません。
総理大臣や知事や国会議員は、名誉職だから、無料のボランティアでもいいと思っているくらいです。
芸術家は本来の調和に向かい表現を分かち合う時に良い作品を残します。
芸術家が権力側に立つと、作品の力が弱まります。


最後に先生の生き方、ライフワークの原点はどこにおありでしょうか。
私は日本人として、最高の時代に生まれ育ち生きた世代であることを、両親に感謝しています。
正しく美しいものを常に欲していれば、健康で、楽しくしていられます。
大好きな踊りと文学で、世の中のお役に立てるにはどうしたらよいか、猫さんや植物さんたちといつも話し合っています。